オリジナルの作り方
〈イメージのまとめ方〉


オリジナル作成の自己流手順を紹介したいと思います。
最近のウルトラマンコスモスの資料があったので写真も載せていき ま

1 作りたい作品の資料を集める。立体、平面にしろ前後がわかるものや細部まで載っているものがよい。
2 色鉛筆、絵の具、色ペンなどを使いながら何度もイラストを描い て見たりしながらそのもののイメージを覚える。顔は?目や口 は?体の模様は?
3 資料を簡略化したものを書いてみる。簡略化することで特 徴や色の使合い、風船へのイメージの転換が簡単になる。
僕の 場合は薄目で見たり、線のない絵を描いてみたりしています。

※この時に作品のコンセプトを決めます。実用性のあるもの、 リアリティを追求するもの、で大きく分かれてくると思います 。どっちも可能なのが一番ですが…。  僕は作品達に共通してコンセプトをいくつか持た せて作ります。リアリティ、実用性(部屋でコツコツ作ったり するのではなくて、いつでも出来るレベル)無駄が無い、簡単 (これはHPに載せた後に見た人でも出来るように)可愛い、 です。コンセプトによって作品の大体の大きさや、それによって作り方などがだんだんまとまってきます。
4 風船で作ってみたときのイメージを考える。パーツは基本 的に円や楕円で考える。実際できるかどうかじゃなくて自分の 想像の中でイメージをする。 (写真の右側下)
5 実際に作ってみる。自分の中にある技術、他の人から頂い た技術、全て注いで、何度も模索してみる。たくさん切ったり 、つなげたりしてもいいからイメージの形にしてみる。
6 作品の完成度を上げる。一筆書きの理屈で切る、繋げる、 割るを極力減らして、簡潔にしていく。
(この過程がやりどこ ろ多くて一番好きです^^)
無駄をなくすことで見栄えのある 、スピーディな作成が可能になると思います。 (イラストは試行錯誤の最中のメモです。)
7 完成した後も、写真に撮ったり、イラストにしたりしてき ちんと後につなげる。イラストに書いたりすると自分の脳にきちんと保存 しやすいですよ^^
それに他の人に伝えるときに簡単にできるようになります。( 写真のイラストはコスモスの作り方2ページ目です)

イラストとかは慣れてない人は書かなくてもいいと思います が、その変わりに何度も復習して忘れないように脳に書き込ん でおいてください。何かにして残しておかなくて、脳にもない ということは、月日が流れたら、レパートリーからなくなって いくて考えておいてください。


 以上、オリジナルの自己流生み出し方でした。 といってもいつもこの長い行程を経るわけではなくて、資料を 見て、そのまま完成ということもあるし、まったく何も無いと ころから新作が生まれることもあります(フッと思いついた、 適当に作っていたら似ていた^^;)
 それでも、自分はちゃん と資料として残しておこうと思ってやってきて、脳に入ってい るみたいなので、今まで作ってきた作品は全部その場で作るこ とが出来ます。全部の作品を作ることが出来るということは、 新しいアイディアに引用しやすいということでもありますから ^^  


 これは自分のやり方なので、絶対に出来るということではな いと思います。もし、新作を考えていく上で悩んだりすること がありましたら、この掲示板に写真とかを載せていただくと一 緒に考えやすいです^^



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